優等生ちゃん。

優等生ちゃんのブログです。ゲームと動画と創作が好きです。

もしものび太がクローンだったら

- もしものび太が -
のび太 「僕はクローンなのか…?」
ジャイアン 「なんだとこの野郎!」
スネ夫 「そこをなんとか出来ないかなぁ?」
出木杉 「問題はこの後だ」
ドラえもん 「それでは野比のび太の死刑を執行する」
ロボ王 「死んだら良いよ」
しずかちゃん 「そんなの知らないわ」
ドラミ 「のび太さんは生きてるわ」

不思議な場所で目を覚ますのび太
ロボ王という王が全てを支配する王国だった
しずかちゃんを守るためにのび太は危ないことは絶対にしないでと約束をする
ロボ王の家来と交渉中のジャイアンスネ夫を発見
この王国は死者をクローンとして再利用するらしい
成功例が極めて少なくこの王国のクローンは1割に満たない
クローンには痛みも感情もない
死んでクローンになったものだけが王を務めることが出来るらしい
のび太とロボ王の真実を知ったしずかちゃんがロボ王に立ち向かおうとする
ロボ王がしずかちゃんをねじ伏せる
しずかちゃんが気絶する
のび太がしずかちゃんをおぶって逃げる
ジャイアンスネ夫と合流
独自調査をしていた出木杉が倒れる(わざと)
しずかちゃんと出木杉を背負って駆け出す
ドラえもん(?)が現れる
ドラえもんによってのび太が地下へ落とされる

「…痛くない」
クローンだから痛みを感じない?
「とりあえずドラえもんを探さなきゃ」
ロボ王の言葉を思い出す。
「僕が…次のロボ王…?」

出木杉が仮病を使っていることがバレる
ドラえもんにはバレちゃうか」
「当たり前だろ、ここに来て僕のバグも含め改良されたんだからね」
ロボ王の家来がやってくる
「じゃあ僕は行くね」
「待ちなさい」
ドラミが現れる
「さっきのはクローンじゃない。本物の死んでいないのび太さんよ。返しなさい」
「いいやクローンだよ。この映像をみなよ。痛がっている様子をひとつも見せないだろう」
「普通の人間も麻酔を打てば痛みを感じないこともあるわ、でもね。感情のないクローンが、しずかさんを守るためだけに動くわけがないでしょう」
「……」
「私たちの目の前で本物ののび太さんに痛みを感じないことを見せれば、本人も私たちもクローンだって信じる、そういう作戦よね」
「ドラミちゃんと一緒に調べさせてもらったよ。君は本物のドラえもんじゃないよね」
「そうか、ドラえもんには感情がある!」
「本物のドラちゃんならのび太さんを殺すような真似は絶対にしないわ!」
「……僕の負けだよ。正真正銘、本物のもしもボックスだよ」
「もしもこの王国が存在しなかったら、といえば君たちは本来の場所に帰るはずさ」
「じゃあ僕がかけるよ」
考えろ出木杉、この王国にはまだ不確定要素が多すぎる。クローンドラえもんの言う通りにこの王国をなかったことにしたりなんかしたら、多分帰れない。それだけはわかる……なんだ、なんて言えばいい?クソッ、せっかくここまで来たのに……
「どうしたんだい出木杉くん。僕がやろうか?」
一か八かだ!
「もしも――」

のび太がクローンだったら」